情報収集で間取や条件をチェックして気になる物件がみつかったら、次は実際に見にいきます。 室内チェックだけでなく周辺環境などもしっかり見ておきましょう
物件を下見するとき、窓がどの方角を向いているかという点は意外にチェックしにくいものです。 よく言われるように、東向き、南向きが、日当たりの良い方角ですが、下見の際に方角を正確に知るのは難しいので、下見の後に住宅地図で部屋の向きをチェックすることをお薦めします。 また、東向き、南向きの窓がある部屋でも日当たりが良いとは限りません。 例えば、部屋に接するような建物が隣にあるケースも多いでしょう。また、少し離れたところに高いマンションなどがあり、カーテンを開けると部屋の中が見えてしまうケースもあります。 下見の際に、実際に窓の外を見て、周囲の状況をチェックしてください
物件を下見するとき、騒音のチェックは念を入れて行いましょう。 週末の昼間に物件を下見するときは特に要注意です。例えば、平日は、近隣の工場や学校が出す騒音がうるさいが、週末は静かということもあります。また昼間は静かでも、夜になると近くの幹線道路の騒音が響くこともあります。できれば物件に入居を決める前に、昼と夜、平日と週末のように2回以上は現地でチェックしたいものです
物件を下見する際、物件の周辺をできるだけ歩いて、自分の目で環境をチェックしてください。 特に重要なのは、騒音や悪臭のチェックです。例えば物件のすぐそばで、 うるさい犬のいる家を見つけたとしましょう。この物件に入居すれば、早朝に犬の吠える声で悩まされるかもしれません。 同じように、住宅地の中にある小規模な工場なども要注意です。 また、悪臭もチェックしましょう。 例えば、物件の裏手の川から悪臭がするというケースもあります。こうした物件の欠点は、入居してはじめて判明することが多いのですが、入居してから後悔しないためにも、周辺環境を歩いてチェックするべきです。